和邇のコート・ハウス建築記(8)

基礎につづいて、木造の骨組みをつくり始めます。

コンクリートの基礎の上に土台(水平の木材)を載せ、その上に柱を建てていきます。

屋根を支える梁を架けていきます。
複雑な仕口部分(接合部)は金属製のプレート(灰色)で繋いでいます。
陣頭指揮を取るのは御年70歳のベテラン大工さん。今回の工事はお孫さんと一緒に取り組んでくれています。
ひとつひとつ角度が異なる仕口を、とても丁寧に加工してくれています。

赤茶色の部材は鉄骨柱です。
中庭に面するところに太い木の柱を置くと景色の妨げになるため、ここだけは細い鉄骨柱を使っています。

難所を乗り越え、ついに上棟。ここで中間検査を受検し、無事合格しました。
骨組みが出来上がりました。つづいて屋根や外壁を仕上げていきます。